シースリーインデックスでは
物流・流通業界向けシステム開発を行っています。
物流・流通に関するシステム開発をご検討中の方に、受託開発、クラウド、パッケージの導入支援、既存システム同士の連携、保守・アフターフォローまでワンストップでご提案が可能です。
お客さまの課題をヒアリングし、輸送・荷役・倉庫管理・包装・流通加工などの業務効率化をシステムの力でサポートします。
物流・流通システムに関する
こんなお悩みはありませんか?
- 人手不足をシステムの力で
なんとかしたい… - ハンディーターミナル/スマートフォンの
活用で倉庫作業の負担を減らしたい… - AIやロボット等の新技術の
導入を検討したい… - 複数のシステムにまたがるデータを
連携・自動反映したい… - ドライバーの安全管理を
徹底したい… - 在庫管理を徹底することで在庫数の
ズレ・欠品・過剰在庫をなくしたい… - 既存システムのサポートが切れるので
リニューアルを検討したい…
物流・流通システムのあらゆる課題を
シースリーインデックスが解決します。
物流・流通業向けシステム開発とは
物流・流通業向けシステム開発とは、物流(物的流通)業を営む企業が導入するあらゆるシステムの開発を指します。物流と言うと真っ先に思い浮かぶのがトラックによる輸送ですが、船や飛行機等を使った運輸業や貿易業に関するシステムについても開発が可能です。さらに、物流業務に付随する流通加工、梱包、倉庫内作業などの効率化を実現するシステム開発についてもお任せください。
物流に関わる業務を一元管理することを「ロジスティクス」と呼びます。つまり、物流・流通業向けシステム開発とは、ロジスティクスを最適化するためのシステム開発と言い換えることができます。
ロジスティクスの最適化は、人手不足に悩む物流・流通業界にとって命題だと言えます。有効なシステム導入を行うことで物流業務の効率化を進め、高収益体質の企業へと転換していきましょう。
物流の2024年問題対策、始めていますか?
2024年(令和6年)4月1日より施行される「働き方改革関連法」により、時間外労働の上限が休日を含まず年960時間までに規制されます。
トラックの運転者に関しては、元々他の産業と比較して所定内実労働時間数、超過実労働時間数ともに長い傾向にあり、長すぎる労働時間が起因した過労死や精神疾患の発生が度々問題視されてきました。
業種 | 年齢 | 所定内実労働時間数 | 超過実労働時間 |
---|---|---|---|
トラック(大型) | 49.4歳 | 176時間 | 35時間 |
トラック(中小型) | 46.4歳 | 176時間 | 31時間 |
全業種平均 | 43.2歳 | 165時間 | 10時間 |
平成30年の制度決定後5年間の猶予が設けられましたが、いよいよ2024年から当規制がスタートします。トラック運送業は運転という仕事の性質上、厳しい安全管理が求められるうえに深夜や早朝の労働や危険物の取り扱いを伴うこともあるため、この規制の遵守は企業の命題です。さらに、EC市場の発展により物流量は年々増加している中で、ドライバーの高齢化も進んでいます。
このように、今後も物流・流通業界の人手不足化は進むことが分かっている以上、他社に先駆けてシステム投資を行うことで業務の効率化に努めて問題解消に繋げていくことが大切です。
では、具体的にどんなシステムを導入/リニューアルすればよいのでしょうか?
次に、物流・流通システムの種類と内容について見ていきましょう。
物流・流通業に必要なシステムの種類と内容
倉庫内商品管理システム(WMS)
WMS(Warehouse Management System)の機能を紹介します。
- 入荷管理
仕入れる商品の種類・個数・予定日を管理することで倉庫内のスペースの有効活用や在庫回転率向上を狙います。
- 棚卸管理
棚卸しのための指示書の作成から実績報告をサポートし、改善に繋げます。
- 在庫管理
倉庫内のどこに/何が/どれだけあるかをリアルタイムで把握、管理し適正在庫の維持に貢献します。
- 出荷管理
受注伝票の作成、商品のピッキング、梱包などの作業の進捗管理をします。
配送管理システム(TMS)
TMS(Transport Management System)の主な機能を紹介します。
- 配車管理
出荷方法の選定、輸送車両(船・飛行機等)の手配、配送予定日の算出、運賃の算出、そして発送伝票の発行までできるシステムもあります。
- 進捗管理
出荷後の配送状況、拠点の追加時間などの進捗管理ができる機能を付けることもできます。これを付けることで、ドライバーへの直接確認の負担をなくすことができます。
- 在庫管理
倉庫内のどこに/何が/どれだけあるかをリアルタイムで把握、管理し適正在庫の維持に貢献します。
- 日報管理
ドライバーの運転日報や業務日誌を自動で作成することが可能です。ドライバーの負担軽減に繋がります。
サプライチェーンマネジメントシステム(SCM)
SCMシステムとは、複数の企業間で物流情報の共有や調整を行うためのシステムです。物流に関わる一連のプロセスを一元管理し、最適化することができます。輸送計画の作成/在庫管理/物流効率の最適化提案/貨物の追跡などの機能を備えます。
電子データ取引(EDI)
EDI(Electronic Data Interchange)とは、受発注の手間を軽減するために、取引情報を電子的にやりとりするためのシステムです。ペーパーレス化ができるだけでなく、人為的なミスを減らすことができる、処理時間を短縮できるといったメリットがあります。
IoT(Internet of Things)
倉庫のカメラ、エアコン、センサー、ランプなどを活用して自動制御するシステムを構築することができます。温湿度管理、危険予測、位置情報の確認など、お望みのデータを収集して管理します。
その他 本社機能など
社内の人事・労務管理や会計管理、申請承認(ワークフロー)システムや、顧客情報管理システム(CRM)、案件管理システムなどの物流・流通業界の本社管理や日常業務に役立つシステムも多数ございます。
システムの力で人手不足問題を解消しませんか?
シースリーインデックスなら物流業界に最適なソリューションがあります。
物流・流通システムを導入するメリット・導入しないデメリット
物流・流通システムを導入、リニューアルするメリットとは?
人的負担が減る
適切な在庫管理でコストも最適化できる
スピーディーかつミスのない輸送が実現
物流・流通システムの導入は業務の効率化が図れるのはもちろん、荷物を待つお客さまにとってもスピーディーに配送がされ顧客満足に繋がります。物流ニーズは拡大基調にあるため、物流業のシステムが進歩することで社会全体の幸福度も上がります。
古い・質の低い物流・流通システムを使っていると生じるデメリットとは?
時間のロス
売上のロス
サービス品質の低下
システムに任せられる部分を人がやっていると、時間のムダや非効率な作業が発生します。
その結果、人手不足に輪をかけるように仕事の忙しさや長時間労働を苦に退職者が出ることも…。そんな負の連鎖を起こさないためにも物流・流通業界のDX化は急務です。
物流・流通システム開発の種類と選び方とは?
次に、物流・流通システム開発を検討しているが、どう選んだらよいか分からない…という方向けに
システム開発の種類と選び方のポイントをまとめました。
運用環境を自社で所有するか?
クラウドにするか?
システムの運用環境には、
オンプレミスとクラウドという
2種類があります。
オンプレミス
自社所有のサーバーの元、自社の責任、自社の環境下で管理運用を行います。ハードウエアを自社で持つため初期費用がかかることや、環境整備に時間がかかるといったデメリットがあります。
クラウド
インターネット環境下で管理運用を行います。サーバー代など初期費用を抑えることができる上に、スピーディーに立ち上げを行うことができます。近年ではオンプレミスからクラウドに移行する企業様が増えている傾向にあります。
開発方法は何にするか?
システムの開発を一から行うことをフルスクラッチ開発と言います。それに対して汎用性の高い既に市場にリリースされているソフトを使って開発を行うことをパッケージ導入(ハーフスクラッチ)と言います。汎用ソフトの中にはパッケージだけではなく、クラウドサービスもあります。
フルスクラッチ
システムを一から構築することをフルスクラッチと呼びます。フルスクラッチとは、簡単に言うとフルオーダーメイドでシステムを作るということです。ご希望の仕様を実現し、世界に一つだけのシステムを構築することが可能です。
フルスクラッチは、こんな企業にお勧めです
- 専門的で高度なシステムが必要
- システムを会社の資産として保有、発展させていきたい
- 既存システムとの連携など、難しい要件がある
フルスクラッチのロジスティクスシステムは、追加開発をしながら実際の運用に合わせて日々変化させることで、会社の資産として活躍してくれます。
パッケージとクラウドサービス
同様のニーズを持つ企業に広く利用されることを目的に開発された汎用性あるシステムは、なんと言っても導入コストの低さが魅力です。既存のソフトウェアを導入する場合は、スピーディーかつ手軽にシステムを利用できるというメリットがあります。また、より実際の運用に合ったシステムにカスタマイズを行うこともできます(ハーフスクラッチ)。同じソフトのパッケージ版とクラウド版がリリースされていることもあります。
パッケージは、こんな企業様にお勧めです
- 使いたい機能、やりたいことがある程度決まっている
- 将来的にカスタマイズも行いたい
クラウドサービスは、こんな企業様に最適です
- 使いたい機能、やりたいことがある程度決まっている
- 利用をすぐにスタートしたい
システム開発にはさまざまなパターンがあるため、さまざまな提案ができる開発会社に依頼することでご希望に合った開発が実現します。
物流・流通システム選びで失敗しないために、知っておきたい3つのこと
受託開発=フルスクラッチではない
システムインテグレーター(SIer)に開発依頼をする場合はフルスクラッチになる…というイメージはありませんか?受託開発=フルスクラッチ=高い…?実はこれは大きな誤解です。
受託開発会社でも、必要に応じてパッケージ導入の案内をする企業も存在します。でも、少ないかもしれません。受託開発を行う企業の多くがフルスクラッチを前提にした提案を行う傾向にあります。なぜなら、その方が受注単価が高くなるからです。
ですが、もしお客さまに最適なシステムが、既にリーズナブルな価格のパッケージ商品として世の中にリリースされていたとしたら…?それを勧めない方が不親切です。
相談相手を間違うと、最適なシステムを提案してもらえない
すべてのSIerが、すべてのソフトウェア・スキルを扱えるわけではありません。これは一見すると当然のようですが、意外と認識されていない点です。扱えないという意味は大きく分けて2つ。
1. 技術的に扱えないというケースと、
2. 会社の立場として扱えないというケースがあります。
②に該当するケースもあるため、大規模で著名なSIerを選べば良いとか、業歴の長い先を選べばよいというわけではないので注意が必要です。
たとえばベンダー系開発業者の場合、自社製品の導入を前提とした提案を行います。もし、ライバル製品の方がお客さまに合っていたとしても提案はできないので、当然その話には触れず、自社製品を導入して合わない部分はカスタマイズでカバーするという提案を行います。
その結果、カスタマイズに費用がかかり、ライバル製品を入れた時よりもコストは高くなった上に使いにくかった…という失敗が起きることがあります。
総コストで考えないと、高いか安いかは分からない
初期投資額を抑えたいという思いで、フルスクラッチではなくパッケージやクラウドを導入したいと思う方も多いかと思います。ですが、大がかりなカスタマイズが必要になった結果開発費が膨らんだり、従量課金制のクラウドで思わぬ月額負担があったり…と、システム開発費は総コストが読みにくいという問題があります。
特に最近問題になっているのは、クラウドなど従量課金制のシステムの費用が見えにくいことです。どんなシステムをどのように開発するか?だけでなく、ユーザー数は何名程度になるのか、複数拠点で導入するのか、1箇所でよいのか?などシステムの利用方法によっても選び方は変わってくるのです。
物流・店舗流通システム開発にありがちな3つ問題点
次に物流・流通システム開発を行う際によくある問題をまとめました。
実際の業務とシステムのミスマッチ
一言で物流と言っても、取り扱う荷物の数量やサイズ、種類なども異なる上に、梱包や加工などの倉庫内作業の有無、流通経路や配送ルールなどさまざまなことが異なります。特に、パッケージソフトを導入する場合は、その商品が自社に合っているか?を確認しましょう。同業向け汎用ソフトと言っても、通常業務の運用が異なる場合は、適用が難しかったり、カスタマイズに費用がかさむことがあります。
メーカー系(ベンダー系)システム開発会社の場合、そのメーカー製ソフトの導入を前提とした提案がほとんど。ですから、メーカー系に相談をした場合は、本当に合っているか/もっと他に合うシステムはないかを自力で精査する必要があると言えます。
システムを変えるべきか、業務を変えるべきか
お客さまからよくご相談いただく例として、システムのリニューアルを考えているタイミングだが、これを機に業務フロー自体も変えるべきか?という問題があります。業務そのものを変更するには、現場の理解を得る必要もありなかなか一筋縄にはいかないもの。ですが、上手く新システム導入とかみ合えば、大幅な負担軽減も狙うことができます。たとえば、ハンディターミナルを導入していた企業様が、新システムの導入に合わせて倉庫管理をスマートフォンからも行えるようにする、というケースも増えています。
移行前のシステムとの違い
「前のシステムはこれができたのに…」と、新システムに切り替えてから不都合を感じるというのもよくある失敗です。現場から不満の声が上がり、後になってシステムの大改造をする羽目にならぬよう、初めから既存システムとの相違点や調整が必要な部分を意識して開発する必要があります。また、前のシステムと違うといってもドライバー日報の自動化など、目に見えて負担軽減になるシステムに関しては、従業員の方も大歓迎なので導入もスムーズに進む傾向にあります。
物流・流通システム開発をスムーズに実行するためには
現場の声に耳を傾け、ロジスティクスの実態に合わせた開発を行う必要があります。
シースリーインデックスの物流・流通システム開発の特徴
物流・流通業ならすべて対応が可能です
物流業といっても輸送がメインという会社様もいれば、流通加工などの作業が伴うケース、倉庫業の割合が高い会社様などさまざまな企業が存在します。また、積荷の種類もさまざま。当社では、すべての物流・流通のシステム開発を承ることができます。当社は独立系SIerの強みを活かし、ベンダーやメーカーの垣根を意識することなく、公平な立場からさまざまな製品や技術を組み合わせて、お客様に最適な提案を行います。
豊富なソリューション展開
当社は設立以来15年間、直取引による受託システム開発事業を主軸として事業を継続してきました。その経験により培った高い技術力により、物流・流通システムにおいてもパッケージ商品の提案にとどまるのではなく、一から開発を行うスキルも所持しています。その一方でシステムの内容次第ではパッケージを利用したり、クラウドに移行した方がメリットがあることもございますので、ヒアリングの上で柔軟に提案を行います。
お客さまと一緒に考える
当社では、「〇〇業の方にはこれ」というように販売商品に当てはめるようなシステム提案の仕方は行いません。お客さまのロジスティクスの状況やご希望をヒアリングしてから、システム側を業務の実態に合わせていくという考え方をしています。
現場のことをよく知るお客さまとシステム開発のプロである当社が手を取り合い、一緒に考えることで高いユーザビリティを実現します。
物流・流通システム開発なら
シースリーインデックスにおまかせください。
物流・流通システム開発の一例
当社で開発した物流・流通システムの一例をご紹介します。
運搬シミュレーションシステム
- 業種官公庁
- 利用者数数名
官公庁向け。港湾工事に関わる資材運搬シミュレーションシステムを構築。過去5年分の気象データ及び水槽試験や実績に基づく船舶のスペック等の数値を利用しシミュレーションを行う。
輸出管理システム
- 業種電気機器
- 利用者数250名
安全保障貿易管理の観点から、顧客を審査し管理するワークフローシステム。申請・承認に関わる人や流れを可視化し、顧客審査結果を一元管理する。
安全保障貿易管理システム
- 業種医薬
- 利用者数100名
自社・他社の輸出貨物及び役務(技術)が、国が定める安全保障貿易管理に対して、非該当であるか該当するかを、審査し管理するシステム。マスタ管理と申請ワークフローをベースとしている。
物流・流通のシステム開発で使用可能な技術
OS | Windows/Linux |
---|---|
クラウドサービス構築 | AWS/kintone/Firebase |
データベース | Microsoft SQL Server/Oracle/MySQL/PostgreSQL/SQLite |
ハードウェア | AVAYA/CTI/ハンディターミナル |
言語 | Java/JavaScript/TypeScript/PHP/C#.Net/C++/Visual Basic/Visual Basic .Net/Visual Basic for Application/HTML5/CSS3/Sass |
フレームワーク | Angular/Ionic/.NET/JavaEE/Spring/Jersey/Play Framework/CakePHP/Laravel/Zend Framework/Bootstrap |
ライブラリ | React/jQuery |
Webサーバー | Apache/Nginx |
ランタイム環境 | Node.js |
パッケージマネージャ | npm/Maven/Gradle |
CI/CD | Jenkins |
パッケージ製品 クラウドサービス |
など、詳しくはお問い合わせください。
物流・流通システム開発の手順
シースリーインデックスの開発はすべて一気通貫。要件定義から納品、保守まで責任を持って当社が行います。
要件ヒアリング・課題の抽出
現在ご利用中のシステムについての問題点や業務上の課題、今回の開発に希望することなど、
お客さまがお求めのシステムのイメージを詳しくヒアリングさせていただきます。
ご提案
ヒアリングを元に、お客さまの課題を解決するために今回当社で開発するシステムについて、ご提案を行います。提案には開発後のシステム操作画面イメージ等を適宜使用することにより、新システムに関する情報を視覚的に捉えていただけるようにしています。
ご契約
提案の内容にご納得いただけましたら、ご契約となります。
設計・構築
システムを実際に設計し、プログラミングしていきます。実際にシステムを利用する方とコミュニケーションを取りながらユーザーの使い勝手を重視した開発を進めていきます。
テスト
システムの動作に問題がないか、使い勝手に不都合はないかを確認するとともに、お客さまが実際に新システムをご利用いただく際にご不明点などがないかも合わせてフォローさせていただきます。
リリース・保守
開発した物流・流通システムに問題がなければリリースとなります。
当社ではアフターフォローにも力を入れております。お客さまとご相談の上で保守契約を結び、システムに関するご相談やご不明点を解決するとともに、もしものトラブルにも適切に対応させていただきます。