来店予約システム開発

特にパッケージソフトやクラウドサービスなど、既存のソフトやサービスを元に開発する業者の場合、まずその製品が自社に合っているのか、製品の選定方法に問題がないかを確認しましょう。メーカー系開発会社など、特定のソフトを売りたいがために提案をする業者も少なからず存在するからです。

汎用性のある製品を利用する場合、リーズナブルに必要な機能を利用できるというメリットがある反面、開発の柔軟性には欠けます。また、業種や業態、店舗の運用状況と合わないソフトであってもカスタマイズである程度は適応させることができますが、開発費がかさんで割高になる恐れがあります。ですから、自店に合ったシステム・サービスを提案してくれる先を選びましょう。

来店予約システムの導入／リニューアルの目的は定まっていますか？業務効率化や新規ネット予約の増加など、目的を明確にして、それを実現する提案を行うシステム会社を選びましょう。

せっかくの機会ですから予約受け付けの自動化だけでなく、たとえば予約内容を顧客管理情報に反映してマーケティングに活用するなどデータの二次的な活用方法についても考えてみましょう。また、予約の受付や変更、キャンセルなどの顧客対応を減らしたいという場合には、ボットの活用も有効です。必要最低限の機能を安く備えるという考え方もありますが、店舗運営の状況に合わせて発展的な提案が可能な業者を選ぶことで、システム開発がビジネスの成長に繋がります。

システム開発は日進月歩。美容院ならこのシステム、飲食店ならこのシステム…というように圧倒的に優位性のあるパッケージ商品があれば選びやすいのですが、一概にこのシステムならと言えるシステムはありません。
また、同業でも実際の店舗運営の状況はそれぞれ異なるため、他店に合うシステムがあなたのお店に合うとは限りません。フルスクラッチ、クラウド、パッケージと様々な課題解決方法を持つシステムインテグレーターに相談することで、複数の選択肢の中から予算やご要望に合ったシステムを選ぶことができます。